【人気の屋根材】ガルバリウム屋根のメリットやデメリットについて詳しく解説!

2022.02.01

ガルバリウム屋根とは、金属鋼板をアルミニウム・亜鉛・シリコンでめっきしたもので、金属屋根の中でも高い人気を誇ります。
聞いたことはあるけど、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるかわかわらないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ガルバリウム屋根について詳しく解説いたします。

■ガルバリウム屋根のメリット

・高い耐震性
ガルバリウム屋根は金属でありながら、とても軽いのが特徴です。
お住まいの一番高いところである屋根を軽くすると、重心を下げることができます。
そのため、ガルバリウム屋根にすることで、耐震性が高まり地震に強いお住まいになります。

・高い耐久性
ガルバリウム屋根は耐久性が非常に高く、耐用年数は一般的に25年〜30年と言われています。
よく使われるスレート屋根の耐用年数が10年〜20年程度ですので、ガルバリウム屋根の耐久性の高さがわかります。
しかし、耐久性が高いといっても、継ぎ目や周辺部品は紫外線などで徐々に劣化してしまいますので、10年に一度くらいを目安に業者にみてもらうことをおすすめします。

・高いデザイン性
ガルバリウム屋根は、スッキリとした印象を与えます。
また、金属屋根なので自由自在に加工でき、自分好みのデザインにできるというのも魅力的です。
シンプルな形状から、曲面の多い複雑な形状まで、様々な形の屋根に対応することができます。

■ガルバリウム屋根のデメリット

・断熱性が低い
瓦やスレートなどの屋根材には屋根材自体に断熱性がありますが、ガルバリウム屋根は金属であるため素材自体に断熱性がありません。
そこで、屋根材にガルバリウム鋼板を使用するときは、断熱材も使用して施工することが一般的です。
また、鋼板の表面に熱を遮る塗料が塗ってあるものや、断熱効果の高い素材を裏面にいれた商品も新しく出てきています。
施工技術や商品の発展によって、このデメリットは解消されつつあると言えるでしょう。

・防音性が低い
ガルバリウム屋根は金属素材であるからこそ、瓦やスレートなど他の屋根材と比較すると防音性が劣ってしまいます。
そのため、雨などの音が気になるということも懸念されます。
しかし、屋根音を吸収する吸収材を併用することで、ガルバリウム鋼板の防音性の低さを補うことも可能です。

・へこみやすい
ガルバリウム屋根は非常に薄い素材ですので、台風などの強風で飛来物が屋根にぶつかるとへこんだり穴が開いたりすることがあります。
へこみを和らげるために、比較的厚みがあるガルバリウム屋根を選ぶのも1つの手段です。

■まとめ
今回は、金属屋根の中でも人気の高い「ガルバリウム屋根」のメリットやデメリットについて詳しく解説いたしました。
ガルバリウム屋根は、金属屋根なのに軽量で、高い耐震性などが特徴です。
そのため、お住まいの屋根をガルバリウム屋根にしたいとお考えの方も多くいらっしゃいます。
しかしながら、メリットだけでなくデメリットも存在します。
ガルバリウム屋根にしようか悩まれている方は、この記事を参考にご検討していただければ幸いです。

屋根に関するお困りごとがございましたら、お気軽に中辻板金までご相談ください。
お客様のお悩みに合わせた最適なご提案をさせていただきます。

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